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『遠野森のがっこう×呼吸する学校』

開催日: 2026年7月30日カテゴリー:

2026年5月、世界にマインドフルネスを広めた第一人者である、ティク・ナット・ハン師による教育書『呼吸する学校──先生と生徒のマインドフルネスを育み、学び場にエネルギーをもたらす』(ティク・ナット・ハン、キャサリン・ウェア著、神久実子訳)が刊行されました。本書の帯には、“まずは先生がハッピーになろう”、“自分の感情や身体にも意識を向けよう”、“目の前の生徒の声を深く聴こう”と書かれています。学校にマインドフルネスを取り入れるための、ティク・ナット・ハンの理論と実践が凝縮された1冊です。

先日、今回ご縁をつないでくださった方からティク・ナット・ハンや本書について、森のがっこうの照井がお話をうかがいその存在を知りました。

世界を変えようと思うなら、教育者自身が幸せであることが大切であるというティク・ナット・ハンの考えから、「Happy Teachers Change the World.」 という本が生まれたということ。教育者もひとりの人間であり、呼吸する存在、揺れ動く感情を持ち、傷つき、そしてまた回復していく存在 であるということ。そして、フランスでそれらを身体で感じ学んだ佐野和之さん(かえつ中・高等学校副校長先生)が発起人となり、翻訳プロジェクトがスタートし、チームでティク・ナット・ハンの教えを大切にしながら『呼吸する学校──先生と生徒のマインドフルネスを育み、学び場にエネルギーをもたらす』の出版に至ったということ。

お話に深くうなずきながら聞き入っていました。誰かのために頑張っている、何かをよりよくしようと懸命に動いている人たちが、まずは心に余白を持てたら、まずはその人自身が幸せであれたら、ということは、日ごろ強く感じていることでした。お話を聞いたとき、学校の先生はもちろん、誰かのために日々奮闘しているみなさんと、まさにそれを体感できたらと思いました。ひとりで本書を読み込むことも良いと思いますが、みんなで実践を育む場がもてたら幸いなことだと思いました。

そんなまさに照井も求めていたような素晴らしいご縁をいただき、今回、本書の出版に携わり、「教育者のためのマインドフルネス会」という場を開かれているプロジェクトチームの方々が遠野を訪れ、森のがっこうで私たちとの時間をつくっていただける、大変光栄な機会に恵まれました。

「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがある方も初めて聞く方も、教育に関わる方もそうでない方にとっても、素晴らしい時間になることでしょう。

翻訳プロジェクトチームのみなさんと場を共にし、マインドフルネスというものを体感できるこの貴重な機会を、ご一緒できますと幸いです。

必要な方に、このお知らせが届くことを願っています。

最後に、今回遠野にいらっしゃる大類隆博さん、佐野和之さんより、メッセージを頂きましたので掲載いたします。

★大類隆博さんよりコメント

 マインドフルネスは、まずは、普段、私たちが無意識に行っている呼吸に対して、吸う息、吐く息に気づいて集中してみること。ほんの数分、呼吸に意識を向けるだけで、自ずと呼吸はゆったりとしてきます。そうしたゆったりとした安定感が養われると、ある出来事に自動反応してしまう恐れや怒り、嫉妬心といったネガティブな感情にも心のスペースをとり、気づきの力で自らの感情を優しく包み込むように取り扱うことができるようになります。そうすると自他を傷つけるようなネガティブな感情は、自ずと変容します。

 こうした苦しい感情の取り扱い方は、あまり学校では習いません。先生自身がマインドフルネスを身につければ、子ども達にも容易くマインドフルネスを伝えることができるでしょう。 

★佐野和之さんよりコメント

「いつも思考がぐるぐる回って、自分の心が落ち着かない。マインドフルネスをやってみたい」、そんな高校3年生の切実な声から、二人ではじめてみた朝のマインドフルネス。続けるうちに、噂を聞いた生徒や先生が少しずつ加わり、今は10数名のメンバーで、朝の座る瞑想と昼休みのトータルリラクゼーション(みんなイビキ)を週に2〜3回行っている。

彼らからは「短い時間でも、呼吸に気づく静かな時間をもてることで、心がすっと落ち着いて教室(子どもたち)へ向かえるようになった」「頭の中のモヤモヤが晴れた状態で授業に臨めるので、驚くほどクリアに授業に参加できている」という声が。

しかし、マインドフルネスは特別なものではなく、どこの学校の日常の中にも取り入れられているはず。 私の学校で言えば、国語の授業で、毎週1時間、本に没頭する時間を取ったり、生徒間で丁寧に絵本を読み聞かせし合う時間を取ったりしている。教室にはとてつもない「没頭と集中のエネルギー」が満ちあふれ、子どもたちは、普段は眠っている五感や感覚をフルに使いながら本の世界に没入し、物語から伝わる多様で深いメッセージを豊かに感じ、自分の中にじんわりと沁み込ませていく。

マインドフルネスの実践を行うことは、単に「自分のストレスを減らし、状態を良くする」だけにとどまらず、 自分自身の内側に静けさと余白が生まれることで、自然と「他者を想う気持ちや配慮」「周囲との温かい関係性を育む力」へと繋がっていくのだと思う。 

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『遠野森のがっこう×呼吸する学校』開催概要

◎開催日程:2026年7月30日(木)10:00~14:00

◎開催場所:遠野森のがっこう

◎おもな内容 
※当日の天候や参加者のみなさまの様子を見て、内容は柔軟に調整いたします。
・歩く瞑想
・呼吸に気づく瞑想
・体を労わるトータルリラクゼーション
・座る瞑想
・分かち合い
・食べる瞑想
・絵本の瞑想

◎参加費:3,000円(昼食込み)

◎定員:先着10名

◎持ち物/服装
・飲み物
・動きやすい服装、履きもの

◎お申込み方法
【定員に達したため、現在申込受付を終了しております。】

以下の申込フォームから、7月26日(日)までにお申し込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfNsvmtTHg4N5uNQJdE5u02m6OdXHnLrF8-UZif6kd_YpoaiA/viewform?usp=publish-editor

◎お問い合わせ
特定非営利活動法人遠野エコネット
遠野森のがっこう運営チーム
メール:info@tonomorinogakko.com