レポート「夏のもりっこキャンプ~ドキドキ大冒険!森のなつやすみin遠野〜」
2025年8月9日~12日、遠野森のがっこうで3泊4日のキャンププログラムを今年も開催しました。
今回は小学校4年生から中学3年生までの子どもたち13名が参加してくれました。
森に囲まれたフィールドで、自分たちの手でつくる4日間の共同生活です。
【1日目】
いよいよ4日間のプログラムがスタート。
はじめましての子も、何度か会っている子も、みんなで顔合わせ。
まずはボスのギターで「遠野森のがっこう」のテーマソングを歌い、少しだけ緊張を解します。

次にオリエンテーションの中で、スタッフの千葉(ニックネーム:ボス)や照井(ニックネーム:てる)から、みんなに伝えたいことをお話ししました。
- 自分たちの手で生活(食べること、寝ること、お風呂に入ること等)をしっかりやりきろう
- メンバーみんなが楽しかったと思える4日間にしよう
- 班のメンバー、キャンプのメンバー全員で一つになろう
- 自分の身は自分で守ろう
さて、どんな4日間になるのでしょうか?どんなことがあるのでしょうか?
それからスタッフと参加者がそれぞれ自己紹介をしたあと、
アイスブレイクで学生スタッフが用意したゲームも行いましたが、ドキドキ、ワクワクが止まらない様子。
オリエンテーション最後は、お楽しみの班分け。
友達や兄弟と同じ班になれず、落ち込む子もいましたがスタッフや他の班員のフォローも有り、
班名やキャンプの目標を無事決めることができました。

オリエンテーションの次は、テントやお風呂の設営です。
テントでの班に分かれて自分たちが寝るテントを立てます。
テント設営の経験がある子を中心にスタッフも手伝い、あーでもないこーでもないと言いながら、


見事完成!(もやい結びは覚えた?ペグの角度は大丈夫?)
他にもお風呂のドラム缶や食事場所のテントなども準備します。

お昼ご飯を挟んで、キャンプ生活の準備はまだまだ続きます。
キャンプと言えば焚き火でご飯!焚き火といえば薪!
そう、薪も自分たちで調達します。
天候が安定しないという予報のため、各班に分かれたくさんの薪と杉の葉を山からいただきます。

薪が貯まったら休憩をして、薪を使って夕食とお風呂の準備です。




お風呂や調理用のかまど、調理などを分担して行います。
1日目から班員同士で協力する姿が見られました!

ご飯は美味しくできたかな?
夕食と片付けが済むと、日も落ち、いつの間にか夜になっていました。
風呂炊き担当とボスが沸かしたドラム缶風呂で1日の疲れを癒やします。
最初はおっかなびっくりのみんなでしたが、
温かいシャワー(じょうろ)やドラム缶風呂の心地よさでリラックスできたようです。

みんなお風呂が終わった後、ナイトハイキングにでかけ星空を見ることができました。
帰ってくるとみんな疲れたのか、すぐにテントで眠りにつきました。
2日目
とても早起きな子どもたちにスタッフが起こされるという毎年恒例の朝を迎えました。
朝から少々雨が降っていたので心配でしたが、問題なくシャワークライミングに行ってきました。
慣れないウェットスーツなどを身に着けていましたが、しっかりとした足取りで川の中を進みます。
途中には、簡単には登れない川の地形や飛び込みポイントがありましたが、みんな果敢に挑戦してくれました。




ゴール地点でのセレブレーション。
シャワークライミングから帰ると、冷えた体を温めつつ、今日の入浴を済ませます。

夜には、生き物にとても詳しい「もふもす」講師に来ていただき、ライトトラップを仕掛けてよってきた虫たちの観察をしました。
いつもは触らない虫を手に乗せたりする子供がいて、自然との距離が縮まっているようでした。


「近くで見ると可愛い」「蛾の足ってトゲトゲしてる」など見知った虫でも、初めて知ることがたくさんありました。
3日目
3日目の朝、少し疲れが出てきたようで静かでゆっくりな目覚めでした。
今日は午前中から森探検をして森の中で昼食を食べます。朝ごはんのあとに昼ご飯作り。
ごはん作りって大変なんだね、お家の人に感謝だね、といった会話が聞こえてきます。
出発前の波乱もみんなで乗り越え、森へ行こう!





腕をいっぱい伸ばしても届かない大きな木や、シャクジョウソウという葉緑体を持たない植物など、普段は見ることができない自然の様子に興味津々です。
この日の夕食は、班ごとに決めたメニューを子どもたちだけで作ります。
「30-FIRST」チームと「探検」チームは牛丼、「ペンペン」チームはギョウザを作ります。




できた料理のお裾分けをしたりと、班の垣根を越えて交流していました。
最後の夜は毎年恒例のキャンプファイヤーです。
キャンプファイヤーの組み立ては難しいのでボスにお任せ。
夜が更けるのを待ちます。



点火の儀式の後、キャンプファイヤーを囲みマイムマイムとアブラハムで踊り狂います。
ひとしきり踊ってキャンプファイヤーは解散。
すぐにテントに入る子や、残り火の周りでゆったりお話をする子、暗めの場所で怪談話や笑い話をする子など思い思いの夜を過ごせたようでした。
4日目
楽しくもあり辛くもあったキャンプも今日でおしまい。
名残惜しいのか子どもたちはなかなかテントから出てきません。
朝食を済ませた後、みんなで山へ行きアクセサリー作りの材料を見つけます。
自分でイメージを膨らませ、ちょうど良さそうな木の枝などを選び、
ノコギリやナイフで形を整えたら、ヤスリでピカピカに仕上げます。
自分の思い通りの形にできた子、木の風合いをそのまま残して活かす子、
それぞれの思い出のアクセサリーができたようです。


キャンプ最後の食事はバーベキュー&スイカ割り!
数kgあったお肉とお野菜、余っていたお米で作った味噌おにぎりがあっという間になくなりました。
疲れの見えていた顔もまた輝きだします。

「右!もう少し左!」と教える声は本当なのか嘘なのか。
何人かの挑戦の後、スイカも見事に割れました。


楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、片付けをしたら終わりの会です。




子どもたちへキャンプの修了証書を渡して、一人ひとり感想を発表してもらいました。
ほとんどの子から「少し大変だったけど楽しかった!」「シャワークライミングもっとやりたかった。」「来年もまた来たい!」などの声が聞けて、スタッフ一同安心しました。
そしてみんなとボスで作った今年のキャンプの歌を聞いていよいよキャンプが終わります。
子どもたち同士での衝突あり、自分の思い通りにならないことあり、怪我あり、
例年子どもたちにとって大変な3泊4日のキャンプではあると思いますが、
子どもたち自身の力でそれらの苦難を乗り越えていく姿には毎回感動させられております。
テントを立てる、地面に穴を掘ったトイレで用を足す、自分たちで料理をして片付ける、虫に触る、木に登る、
はじめて会う子と仲良くなる、
キャンプ中の経験や知識が子どもたちの豊かさの一部となってくれれば幸いです。
参加してくれた子どもたち、また保護者のみなさま、
今年の夏のもりっこキャンプに゙参加していただき、本当にありがとうございます。
またどこかで、またキャンプで、また森のがっこうで会えることを楽しみにしています!
みんなお元気で!
